キービジュアル

診療内容

内視鏡検査

当院の内視鏡検査の特徴(検査を初めて受けられる方にも、リラックスして受けていただけます。)

画面下の検査LINE予約か検査WEB予約からご予約下さい。

イメージ苦痛が少ない
イメージ眠った状態でも受けられる。
イメージ胃と大腸の内視鏡検査を同日に
イメージ消化器内視鏡専門医による検査。

【内視鏡検査を少しでも楽に簡単に受けていただくための工夫】

  • 検査のための来院日数を最小限にしています。
  • 検査の苦痛を減らすために、鎮静剤(眠り薬)を使う際はお一人お一人の状態に合わせて量を調節します。
  • 大腸内視鏡検査前の洗腸剤は、医師・スタッフが試飲し一番飲みやすいものを選びました。
  • もっと楽に簡単に検査を受けていただくために、日々医師、スタッフで検討しています。

内視鏡問診票のダウンロード(PDF)≫

上部内視鏡検査を受けられる方はこちら≫

ヘリコバクター・ピロリ菌の診断と治療≫

下部内視鏡検査を受けられる方はこちら≫

※PDF形式の文書をご覧いただくには、Adobe Acrobat Reader® (無料)が必要です。

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)前後来院不要・検査・結果説明全て1日で終了します。

内視鏡イメージ

胃カメラに関してのご来院は、当日1日のみ※です。
初診・再診関係なく事前受診は不要で、まずWEBから検査をご予約ください。
また胃カメラ当日にピロリ菌検査を兼ねることも可能です。

※生検を行った場合は除きます。

  • 胃カメラの結果説明は、当日検査終了後に行います。
  • 胃カメラ時に、必要な場合は生検(胃の組織を一部採取し顕微鏡で観察すること)を行います。
    生検結果は検査後8日目以降、ピロリ菌検査結果は検査後4日目以降に結果が出ます。
  • 生検結果・ピロリ菌検査結果はオンライン診療で結果をお伝えすることが可能です。
    (検査結果を聞きに直接ご来院していただくことも可能で、その場合は外来の予約は不要です。)
  • 当日、保険証をご持参ください。


細いスコープを使って口腔、食道、胃、十二指腸の検査を行います。検査時間は、患者さんにより多少異なりますが、2~5分程度です。スコープの挿入は、鼻から(経鼻内視鏡検査)と口から(経口内視鏡検査)があり、眠り薬(鎮静薬)を使って完全に寝た状態で検査を受ける(鎮静下内視鏡検査)こともできます。

検査前日・当日の注意点

検査前日

  • 食事は検査の6時間以上前に済ませてください。
  • 飲水は検査直前まで可能です。

検査当日

  • リラックスして検査が受けられるように、ゆったりとした服装でご来院ください。
  • 降圧薬を内服中の方は、定時に治療薬を内服してください。
  • 糖尿病治療を受けている方は、検査が終わるまで内服・自己注射はしないでください。
  • 鎮静予定の方は、車・バイク・自転車など自分で運転する手段を使用せずに来院してください。
  • 当日は健康保険証、お薬手帳もご持参ください。
  • 診療状況によりお待ちいただく時間が長くなることがあります。ご了承のほどお願いいたします。
経鼻内視鏡検査の流れ
  1. 上着を脱ぎ、ネクタイやベルトを緩めるなど、首やお腹の緊張を解いて、ゆったりとした格好になります。
    検査画面をご覧になりたい方は眼鏡を着用したままで検査を受けることもできます。
  2. 内視鏡検査を行うにあたり、リスクが伴わないかを看護師が確認します。
    特に抗血栓治療薬(血液をさらさらにする薬剤)を服用している方は、出血しやすく検査に注意を要しますので、必ず事前にお申し出ください。
  3. 消泡剤を飲みます。
    胃の中の泡を消して胃壁をきれいにし、観察しやすくするためです。
  4. 両方の鼻腔に局所血管収縮薬を噴霧します。
    鼻腔粘膜の血管を収縮させて、出血しにくくするとともに、鼻の通りを良くするためです。
  5. 両方の鼻腔に麻酔をします。
    鼻腔に麻酔薬を噴霧して局所麻酔を行います。
  6. 左側を下にしてベッドに横たわり、検査が始まります。
  7. 鼻から内視鏡を挿入します。
    医師や看護師が声かけをしながら検査を始めます。口は自由に動かせますので、検査中も医師や看護師との会話が可能です。
  8. 咽喉頭、食道、胃、十二指腸を観察します。
    観察時間はおよそ5分です。
  9. 検査を終了します。
    看護師から検査後の注意点についてお話しさせていただきます。医師が検査結果について説明させていただきます。
    検査後からすぐに家事や仕事、車の運転などを行っていただけます。

検査後の注意点

鼻を強くかまないでください。
検査後1時間程度は飲食を控えてください。
胃の中に空気を入れて検査を行いますので、検査後はお腹が膨らんだように感じますが、自然に軽快しますので経過観察してください。
検査中に組織検査を行う場合があります(詳細な検査のため、粘膜の一部をつまんで一部の組織片を採取します)。痛みなどは伴いませんが、検査後は医師や看護師の指示に従ってください。

経口内視鏡検査の流れ
  1. 上着を脱ぎ、ネクタイやベルトを緩めるなど、首やお腹の緊張を解いて、ゆったりとした格好になります。鎮静下で検査を受ける方は眼鏡を外してください。
  2. 内視鏡検査を行うにあたり、リスクが伴わないかを看護師が確認します。
    特に抗血栓治療薬(血液をさらさらにする薬剤)を服用している方は、出血しやすく検査に注意を要しますので、必ず事前にお申し出ください。
  3. 消泡剤を飲みます。
    胃の中の泡を消して胃壁をきれいにし、観察しやすくするためです。
  4. 咽頭麻酔をします。
    麻酔のゼリーやスプレーを使って咽頭に局所麻酔を行います。
  5. 鎮静下で検査を行ける方は生理食塩水の点滴をつながせていただきます。
  6. 左側を下にしてベッドに横たわり、検査が始まります。
    マウスピースを口にくわえていただき、鎮静下で検査を受ける方は検査中に外れてしまわないようテープで固定します。
    口を開きにくい方は小さいマウスピースを使用しますのでお声かけください。
    はずれにくい義歯を着用している方はそのまま検査を受けることもできます。義歯が外れやすい方は、義歯を外して検査を受けていただくと検査中に義歯が外れるリスクがなく検査を行うことができます。
  7. 鎮静下で検査を受ける方は、血圧を測る器械や指先の酸素飽和度を測る器械を装着していただきます。
  8. 口から内視鏡を挿入します。
    医師や看護師が声かけをしながら検査を始めます。
    鎮静下で検査を受ける方は麻酔薬を点滴から投与し、鎮静が得られてから検査を開始します。
  9. 咽喉頭、食道、胃、十二指腸を観察します。
    観察時間はおよそ5分です。
  10. 検査を終了します。
    鎮静下で検査を受けた方は麻酔の作用を中和する薬剤を投与します。
    意識が覚めてから、安全に帰宅できるかどうか看護師が確認します。
    看護師から検査後の注意点についてお話しさせていただきます。医師が検査結果について説明させていただきます。
    鎮静下で検査を受けた方は、検査当日は車・バイク・自転車など自分で運転しないでください。
検査後の注意点

検査後1時間程度は飲食を控えてください。
胃の中に空気を入れて検査を行いますので、検査後はお腹が膨らんだように感じますが、自然に軽快しますので経過観察してください。
検査中に組織検査を行う場合があります(詳細な検査のため、粘膜の一部をつまんで一部の組織片を採取します)。痛みなどは伴いませんが、検査後は医師や看護師の指示に従ってください。
組織検査の結果は後日医師から説明させていただきます。

ヘリコバクター・ピロリ菌の診断と治療

当クリニックでは、胃にヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)の感染診断と除菌治療を行っております。
ピロリ菌に感染すると、多くのケースで胃粘膜が炎症を起こし、慢性胃炎や胃粘膜の組織が減少する萎縮性胃炎へと進行していきます。
よって、胃や十二指腸の粘膜が深くえぐられて胃・十二指腸潰瘍になると考えられます。
また、この萎縮性胃炎は「前がん状態」とも呼ばれ、胃がんの発症リスクが非常に高い病態です。そして日本人の胃がんの98%にピロリ菌が関与していることがわかってきました。
胃がんの発症を防ぐ意味でも、ピロリ菌の除菌が推奨されます。

ピロリ菌の検査について

内視鏡検査(胃カメラ)を伴う方法と、内視鏡検査を伴わない方法があり、それぞれ3つずつ、全部で6つの方法があります。

内視鏡検査を伴う方法

内視鏡で胃の粘膜を少量採取し検査します。

培養法

胃の粘膜を磨り潰し、ピロリ菌の発育環境下で5〜7日間培養して判定します。

迅速ウレアーゼ法

ピロリ菌がもつウレアーゼという酵素の働きによってつくられるアンモニアの有無を調べます。

組織鏡検法

胃粘膜の組織標本に特殊な染色をし、顕微鏡でピロリ菌がいるかどうかを調べます。

内視鏡検査を行わない方法
尿素呼気試験

呼気(吐き出した息)を集めて診断する方法です。ピロリ菌がもつウレアーゼという酵素の働きによってつくられる二酸化炭素の量を調べます。

抗体測定法

ピロリ菌に対する抗体が、血液や尿に存在するかどうかを調べる方法です。

糞便中抗原測定法

糞便中にピロリ菌の抗原(細菌毒素や菌体成分)があるかどうかを調べる方法です。

ピロリ菌の除菌

ピロリ菌の除菌には、プロトンポンプ阻害薬(胃酸の分泌を抑える薬)と抗生物質を7日間服用します。プロトンポンプ阻害薬で胃酸の分泌を抑えておいてから、抗生物質でピロリ菌を除菌するのです。
服用終了後から約1カ月後以降に、除菌療法の効果を判定します。
この方法による除菌率は、わが国では70~90%と報告されています。
最初の除菌療法でうまくいかなかった場合は、違う薬を使って再度、除菌療法を行うことができます。これにより、さらに90%以上の方で除菌が可能と言われています。
この除菌を行えば、感染期間が長きにわたっていて、萎縮性胃炎の進んだ人についても発がんリスクを減らすことができます。

下部内視鏡検査(大腸カメラ)検査説明・下剤をお渡ししますので検査より3日以上前にご来院下さい。

大腸カメラに関してのご来院は、合計2回※で、1回目は検査日3日以上前に下剤のお渡し・説明を、2回目は検査と結果説明を行います。
初診・再診関係なく、まずWEBから検査をご予約ください。
(大腸カメラ検査前受診の際にご予約は不要です。受付で検査前受診の旨をお伝えください。)

※ポリープ切除・生検を行った場合は除きます。

  • 大腸カメラの結果説明は、当日検査終了後に行います。
  • 大腸カメラ時に、必要な場合はポリープ切除や生検(胃の組織を一部採取し顕微鏡で観察すること)を行います。
    ポリープ切除や生検を行った場合は、検査後8日目以降に結果が出ます。
  • 生検結果は、オンライン診療で結果をお伝えすることが可能です。
    (検査結果を聞きに直接ご来院していただくことも可能で、その場合は外来の予約は不要です。)
  • 当日、保険証をご持参ください。


肛門からスコープを挿入して大腸・肛門を観察します。
スコープが曲がりくねった消化管を逆向きに入っていくので、お腹の痛みや張り感を伴うことが多く、ご希望の方には鎮静薬(眠り薬)を用いて苦痛を軽減するように努めます(鎮静下大腸内視鏡検査)。検査時間は個人差が大きく、多くの方は20分前後ですが、30分以上かかる場合もあります。
事前に下剤を服用して消化管の中をきれいにしておく必要があるため、検査前の食事内容や下剤の服用方法について説明させていただきます。
腫瘍性のポリープを認めた場合、その時に切除することがあります。この場合は検査ではなく手術になるため、保険診療で20,000~30,000円の費用がかかる場合があります。手術費用を加入している生命保険会社に請求する場合は、必要な書類を当クリニックで記載させていただきます(有料)。
また検査時に余りに大きなポリープを認めた場合は、切除後の出血のリスクが高くなるため、当日は検査のみで終了し、改めて夜間対応や緊急入院が可能な専門施設をご紹介する場合があります。

検査前日まで・当日の注意点

検査前日まで

  • 前日の夕食は18時頃までに済ませてください。
  • ひじき・わかめ・こんにゃく・きのこ類などの繊維質の多い食品や、イチゴ・キウイなどの種子の多い食品は控えるようにしてください。
  • 前日夜に服用していただく薬があります。

検査当日

  • 検査が終わるまで食事は禁止です。
  • 降圧薬を内服中の方は、定時に治療薬を内服してください。
  • 糖尿病治療を受けている方は、検査が終わるまで内服・自己注射はしないでください。
  • 事前にご説明した手順で下剤を服用してください。
  • 鎮静予定の方は、車・バイク・自転車など自分で運転する手段を使用せずに来院してください。
  • 当日は健康保険証、お薬手帳もご持参ください。
  • 診療状況によりお待ちいただく時間が長くなることがあります。ご了承のほどお願いいたします。
下部消化管内視鏡検査の流れ
  1. 検査着に着替えていただきます。
  2. 内視鏡検査を行うにあたり、リスクが伴わないかを看護師が確認します。
    特に抗血栓治療薬(血液をさらさらにする薬剤)を服用している方は、出血しやすく検査に注意を要しますので、必ず事前にお申し出ください。
  3. 鎮静下で検査を行ける方は生理食塩水の点滴をつながせていただきます。
  4. 左側を下にしてベッドに横たわり、検査が始まります。
    肛門に局所麻酔のゼリーを塗布します。
  5. 鎮静下で検査を受ける方は、血圧を測る器械や指先の酸素飽和度を測る器械を装着していただきます。
  6. 肛門から内視鏡を挿入します。
    医師や看護師が声かけをしながら検査を始めます。
    鎮静下で検査を受ける方は麻酔薬を点滴から投与し、鎮静が得られてから検査を開始します。
  7. 内視鏡をいったん大腸起始部(回盲部)まで挿入します。
    内視鏡を操作し消化管を整えながら挿入しますので、このときに痛みやお腹の張り感を自覚することがあります。
    よりスムーズに内視鏡を挿入するため、ご本人の体の向きを換えたり、お腹を手で押さえさせていただくことがあります。
    回盲部まで挿入を終えたら、内視鏡を抜きながら大腸全体と肛門を観察します。
  8. 検査を終了します。
    鎮静下で検査を受けた方は麻酔の作用を中和する薬剤を投与します。
    意識が覚めてから、安全に帰宅できるかどうか看護師が確認します。
    看護師から検査後の注意点についてお話しさせていただきます。
    医師が検査結果について説明させていただきます。

    鎮静下で検査を受けた方は、検査当日は車・バイク・自転車など自分で運転しないでください。
検査後の注意点

腸の中に空気を入れて検査を行いますので、検査後はお腹が膨らんだように感じますが、自然に軽快しますので経過観察してください。
ポリープ切除などの治療をしなかった場合は、飲食は1時間後から可能です。
検査中に組織検査を行う場合があります(詳細な検査のため、粘膜の一部をつまんで一部の組織片を採取します)。痛みなどは伴いませんが、検査後は医師や看護師の指示に従ってください。
医師の判断でポリープを切除する場合があります。帰宅後に切除部から再出血する可能性がありますので、当日のお風呂はシャワー程度にし、車の運転や強度の運動は避けてください。再出血は検査後1週間程度まで起こることがあるため、お酒は止めて海外などの遠方への旅行は避けてください。
検査終了後、気になる症状がある場合は、すぐに医師にご相談ください。
組織検査、ポリープ切除を行った場合は、後日医師から検査結果をお伝えします。